fbpx
  1. TOP
  2. 投資・不動産・仮想通貨
  3. 「2023年最新版」元証券マンがauカブコム証券(旧カブドットコム証券)のメリット・デメリットを解説!

「2023年最新版」元証券マンがauカブコム証券(旧カブドットコム証券)のメリット・デメリットを解説!

この記事では「auカブコム証券」の口コミ・評判、また13年間証券会社で勤務した筆者が感じたメリット・デメリットを、他のネット証券と比較しながら徹底解説していきます。

auカブコム証券は、国内の株式・ETF、投資信託、債券、IPO、外貨建てMMF、FXなど数多くの金融商品を取り扱っている総合証券です。

投資信託の積立でPontaポイントが貰えたり、米国株への投資を目的としたETFが手数料0円で買えるなど、多くのメリットがあります。

特徴・メリットとしては、

・投資信託の購入でPontaポイントが貯まる
・Pontaポイントで投信が買える!現金化
・日本・米国株のETFが手数料0円!
・IPO100%平等抽選!初心者でも当選期待あり
・一般信用売りで「優待クロス」ができる

などなど、このように、メリットの多いauカブコム証券ですが、

「これから口座開設するメリットは?注意点・デメリットは?」

そんな疑問があると思います。

そこで、本記事では、auカブコム証券の特徴やメリット・デメリットを他の証券会社と比較しながら徹底解説していきます。

また、私の実際の利用感や他の利用者の口コミ・評判を合わせて紹介し、これから始める方向けに、キャンペーンでお得に口座開設する方法も図解付きで解説していきます。

開催中のお得なキャンペーンも紹介しているので、auカブコム証券を利用するか?迷っている方は、ぜひご参考ください。

auカブコム証券の特徴を他のネット証券と比較しながら、口コミ・評判と合わせて解説していきますね。

auカブコム証券とは

auカブコム証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループのインターネット専業の証券会社です。
国内株式や投資信託の他、ETFやFX、CFDなど幅広い金融商品を取り扱っています。

提携銀行のauじぶん銀行と連携(auマネーコネクト)することで、普通預金金利0.1%が獲得できます。

auカブコム証券のメリット

auカブコム証券の主なメリットをあげると、以下の5点があります。

・投資信託の購入でPontaポイントが貯まる
・Pontaポイントで投信が買える!現金化
・売買手数料無料のETF(フリーETF)
・100%平等抽選のIPO抽選ルール
・株主優待を株価下落リスクを抑えて取引できる(つなぎ売り・クロス取引)

以下、これらの特徴・メリットについて一つずつ解説します。

メリット1:投資信託の購入でPontaポイントが貯まる

auカブコム証券には「資産形成プログラム」があり、投資信託の保有残高に応じて「Pontaポイント」が進呈されます。

ポイントの加算数は、下表のようになっており、最大0.24%(年率)の還元率になります。

販売会社の信託報酬率が0.24%未満(税込)の投資信託は、プログラム対象外になります。
そのため、eMAXIS Slimシリーズなどの低コストインデックスファンドでは、ポイント還元はありません。

また、以下のauブランドの投信の場合、貰えるPontaポイントが大幅アップします。

メリット2:Pontaポイントで投信が買える!現金化も

auカブコム証券では、Pontaポイントが貯まるだけでなく、使う・現金化することも可能です。

・100円以上であれば、1P単位で使える
・現金と一緒に使ってもOK
・通常購入(スポット購入)で使える

ポイント購入した銘柄を売却すれば、Pontaポイントを現金化することもできます。

メリット3:売買手数料無料のETF「フリーETF」

auカブコム証券は、約100銘柄の国内ETFが売買手数料0円(無料)で取引できます。
(この売買手数料無料のETFをフリーETFと呼びます。)

ETFとは、取引所に上場している投資信託の事で、一つの銘柄に投資する事で数百〜数千の個別銘柄に分散投資が行えます。

例えば、米国株クラスのETFの場合、SPDR S&P500 ETF(1557)を1銘柄保有することで、アマゾンやアップル、マイクロソフトなど米国を代表する500銘柄に分散投資できます。

ETFは、保有時にかかる手数料(信託報酬)がインデックスファンドと比べて、2倍程度もしくはそれ以上安いことが一般的ですが、売買手数料がかかるというデメリットがあります。

しかし、フリーETFを使えば、ETFのデメリットをなくすことができます。

投資コストは、投資家への確実なマイナスリターンになるので、フリーETFを使って、相対的な投資パフォーマンス向上を目指しましょう。

メリット4:【IPO】初心者でも当選しやすく取扱数も多い

auカブコム証券は、個人投資家に人気の「IPO投資」でも多くのメリットがあります。

IPO投資とは、未上場の企業が東京証券取引所などに上場する際にだけ購入できる株式のことです。

過去のデータから、値上がりする可能性が非常に高く(2017年は平均値上がり率:150%)利益が得られやすい点などから人気の投資手法の一つです。

auカブコム証券は、割当がある全て(100%)のIPO株が「100%平等抽選」となるため、初心者の方・小資金でIPO抽選に参加する方も、当選のチャンスが十分にあります。

100%平等抽選とは、申込み株数(口数)に関係なく1人1票の抽選申込みとなる抽選方法です。

例えば、1口(100株)10万円のIPOの場合、10万円(1口)分申し込もうが、1000万円(100口)分申し込もうが、1人1票の抽選となります。

通常の証券会社では、申込み口数が多ければ、その分抽選口数(票数)も多くなるため、たくさんの口数を申込む人(資金力のある人)が当選しやすい抽選ルールです。

一方、100%平等抽選では、資金力に関係なく当選のチャンスが平等に与えられます。

SBI証券や楽天証券などの大手ネット証券では、100%平等抽選を採用しておらず、たくさんの株数を申し込む方(投資資金が多い方)が当たりやすい抽選ルールとなっています。

そのため、auカブコム証券のように100%平等抽選を採用している証券会社は、初心者の方・少額でIPO投資に参加する方に貴重な存在です。

メリット5:【株主優待】一般信用売りで「優待クロス」ができる

auカブコム証券は、優待投資家の必須スキル「優待クロス」に向いている証券会社としても有名です。

優待クロスとは、株価の変動を気にせず株主優待を貰うための手法です。

現物株で、お目当の優待株を保有しつつ、同じ銘柄を信用取引で売建する事で、優待の権利落ち日の株価下落を相殺する事が可能になります。

この便利でお得な優待クロスですが、信用取引で「売建」する際に、「逆日歩」という思わぬ高額の手数料を払わなくはいけない場合がある点がデメリットです。

この優待クロスに必須の「一般信用取引(売建)」ですが、全ての証券会社でできる訳では無く、以下の証券会社でのみ可能です。

auカブコム証券は、SMBC日興証券のように、信用取引の売買手数料が無料(0円)ではないものの、金利水準が低く、対象銘柄数も多いメリットがあります。

そのため、株主優待が目的で投資を行う方は、auカブコム証券がオススメです。

地方の株式が購入できる

auカブコム証券の場合、札幌証券取引所(札幌アンビシャス市場)や名古屋証券取引所、福岡証券取引所などの地方証券取引所の株式を売買することができます。

札幌証券取引所(札幌アンビシャス市場)
名古屋証券取引所
福岡証券取引所

地方市場は、RIZAPグループ(2928)などの超成長株や超割安株の宝庫になっています。

ちなみに地方市場に投資できるネット証券は、auカブコム証券以外にも、SBI証券、松井証券、マネックス証券があります。楽天証券は不可です。

auカブコム証券のデメリット・注意点

auカブコム証券で取引を行う場合、以下のような注意点・デメリットを頭に入れておきましょう。

・IPOの取扱実績が少ない
・一般信用取引の金利が高め
・一般信用取引(売建)の在庫に注意
・リアルタイム口座振替の銀行が少なめ

デメリット1:IPOの取扱数・実績が少なめ

新規公開株(IPO)の取扱は、それなりに多いものの、SBI証券やSMBC日興証券と比べると、やや見劣りします。

下表は、ネット証券の過去のIPO取扱銘柄数です。

デメリット2:一般信用取引(売建)の在庫切れ銘柄に注意

近年の「つなぎ売り(優待クロス)」の人気化により、人気の一般信用取引(売建)銘柄は「在庫切れ」を起こすことが多くなっています。

優待の権利付き最終日から2ヶ月前に、信用取引を仕込む優待投資家の方も多いので、多少金利による手数料がはっても早めの取引を心がけましょう。

デメリット3:リアルタイム口座振替できる銀行口座が少ない

SBI証券や楽天証券など他のネット証券と比較した場合、即時(リアルタイム)入金ができる銀行口座が少なくなっています。

・auじぶん銀行
・三菱UFJ銀行
・三井住友銀行
・みずほ銀行

また、以下の銀行口座の場合、時間帯によっては「即時入金(1分程度で反映)」が行えます。
ただし、手数料が発生する銀行もあるので注意しましょう。

IPOや優待クロス取引を行う方、またauカブコム証券をメイン口座として利用される方は、auじぶん銀行の口座を持っておくと便利です。

auカブコム証券の手数料は安い?高い?

auカブコム証券は、大幅な国内株式の手数料改定を発表しました。

・1日100万円まで取引手数料0円!無料!
・信用取引の金利・貸株料を引き下げ!
・25歳以下現物株式の取引手数料実質無料!
・国内株式の取引でPontaポイント!

現物取引の手数料や金利が下がり、Pontaポイントが貰えるようになりました。

以下、各項目について詳しく解説していきます。

手数料の特徴①:100万円まで取引手数料0円

auカブコム証券では、「定額コース」という料金体系を選ぶことで、1日の約定代金が「100万円」まで、手数料無料で取引できます。

一日に何度も取引を行う方は「定額コース」がお得です!

以下、各手数料コースの料金を詳しくみていきます。

1日定額手数料コース(現物・信用)

1日定額手数料コースの料金は、下表のようになっています。

現物・信用取引ともに同じ手数料です。

100万円超の価格帯では、SBI証券より割高なものの、楽天証券と同水準の安さになっています。

ワンショット手数料コース(現物・信用)

ワンショット手数料コースの料金体系は、下表のようになっています。

100万円の約定代金までは、SBI証券・楽天証券と同水準の安さになっています。

信用取引(ワンショット手数料コース)に感しては、SBI証券・楽天証券と並び、業界最安水準になっています。

手数料の特徴②:金利・貸株料を引き下げ

2021年6月の手数料改変では、auカブコム証券の信用取引完全無料のメリットは無くなったものの、その分「金利・貸株料」が大幅に引き下げられました。

信用取引の買方金利(年率)

新しい信用取引の買方金利(年率)は、下表のようになります。

大幅に引き下げられ、一般信用では、SBI証券・楽天証券よりも割安になりました。

信用取引の貸株料(年率)

新しい信用取引の貸株料(年率)は、下表のようになります。

手数料の特徴③:25歳以下の方は実質無料で現物取引できる

若年層向けのサービスとして、「25歳以下の日本株実質無料サービス」も開始しました。

具体的には、25歳以下の投資家の方は、国内株式の売買手数料が全額キャッシュバックされます。

フリーETFやプレミアム積立と合わせて、若年層の方、投資初心者の方向けに、サービスが強化されました。

手数料の特徴④:取引ごとにPontaポイント付与【キャンペーン】

これまで、auカブコム証券でPontaポイントを貯められるのは、投資信託の購入・保有のみでしたが、信用取引でもPontaポイントが付与されようになりました。

お得にPontaポイントが貰えるのでポイ活してる人にはたまりませんね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

この記事では、auカブコム証券の口コミ・評判を紹介しました。

とくに、はじめて証券口座を開設する方は、自分にぴったりなものが見つかるよう慎重に選ぶようにしてくださいね。 では、最後にauカブコム証券のおさらいをしておきます。

特徴・メリットとしては、

・投資信託の購入でPontaポイントが貯まる
・Pontaポイントで投信が買える!現金化
・日本・米国株のETFが手数料0円!
・IPO100%平等抽選!初心者でも当選期待あり
・一般信用売りで「優待クロス」ができる

などなど、このように、メリットの多いauカブコム証券です。

もしauカブコム証券を魅力に感じたなら、ぜひこの機会にお申し込みを検討してみてください。

\ SNSでシェアしよう! /

注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

    この記事をSNSでシェア

ライター紹介 ライター一覧

しゅう

しゅう

■1980年生まれ
■愛知出身、いま東京
■WEBライター、著者
■今を全力で楽しむ
■フォーカスして動く
■行動力で未来を変える
■健康、フットサル、お寿司、読書、麻雀

その他の関連記事もどうぞ

  • 仮想通貨取引所のオススメ比較!初心者でも簡単に使える人気の取引所を紹介!

  • 元証券マンが「みんなのFX」のメリット・デメリットを徹底解説!手数相は?スワップは?

  • COZUCHI(コヅチ)で不動産投資、メリット・デメリットは?他社比較も

  • LIFULL HOME’Sの評判ってどうなの?特徴やメリット、おすすめポイントをまとめてみた!