GoogleやYahooも取り入れてる”瞑想”ってそんなすごいの?
昨日のメールで
「瞑想」について少しだけ
お話をしたのですが、
さっそく多くの方から
「瞑想を取り入れてみようと思います」
「正しい瞑想のやり方を教えてください」
とメッセージが届きました。
ありがとうございます。
そこで今日は
「マインドフルネス瞑想」
についてお話をします。
マインドフルネス瞑想って
聞いたことありますか?
瞑想の前に、
「マインドフルネス」と付くものです。
海外ではすでに有名で、
GoogleやYahoo!などの一流企業の
社員研修で瞑想を取り入れています。
これを取り入れることで
生産性やパフォーマンスが向上するので、
多くの企業がお金を払って、
新入社員にまずマインドフルネスの
訓練を受けさせるんです。
マインドフルネス瞑想の歴史は
戦後まで遡ります。
そもそも瞑想というのは、
世界三大宗教では必ず
取り入れられてきた実践方法で、
何千年も前から続いてきました。
俗世のいろんな邪念や悩み、
仏教では煩悩と言いますが、
そういったものを
取り払うためのもので、
仏教の座禅や瞑想、
インドのヨガなども瞑想の一種です。
動きをともなった瞑想、
というのがヨガの発祥でもあります。
キリスト教にも、
もちろん瞑想はありますし、
これだけ長い歴史があることからも
「瞑想はポジティブな効果がある」
という証明にもなりますね。
でも、
本当に効果があると
分かってきたのは最近です。
以前からMRI検査などで
脳の形の分析はされてましたが、
最近では、
FMRI(磁気共鳴機能画像法)
QEEG(定量的脳波測定)
などで、
脳がどういう活動をしているか、
リアルタイムでクリアに
分かるようになってきたんです。
ここ10年、20年のことです。
それも相まって「瞑想は効果がある!」と
脳科学の世界からも分かってきました。
集中力も上がる
記憶力も上がる
感情も安定する
幸福感も上がる、
IQや生産性も上がる、
一言では語りつくせないくらい
多くの効果があり、
脳全体のパフォーマンスの
底上げの役割があるのです。
デフォルトモードネットワーク
という言葉をご存じでしょうか。
何らかの思考や関心や注意を伴わない、
ぼんやりとした安静状態で、
頭がぼーっとしていて、
非常に脳が休まる状態です。
マインドフルネス瞑想は
デフォルトモードネットワークに
なるための時間と言っても
過言ではありません。
しかし、
デフォルトモードネットワークが
過剰に働いてしまう人も多いのです。
スマホやテレビなどの
情報量が過多な人は
特にそうなりやすいです。
そうなると、
ボーッとしているつもりでも、
何かいろいろと頭に浮かんできたり、
心配事が尽きなかったり、
休憩しているようで
休憩しきれない人がそうです。
脳が休まるのと身体が休まるのは
実は全く違います。
たとえば、
キレイな森の中で家族と散歩して、
自然も満喫して、たくさん睡眠を取って
バッチリ休息が取れるはずでも、
身体の疲れは取れても、
脳の過剰な部分が落ち着かなければ、
なんだか疲れがとれないのです。
スマホやテレビを見てたり、
余計なことを考える癖がついていたり、
休んでる時にもそれが出てしまいます。
デフォルトモードネットワークが
過剰に出ていて、
働けば働くほど脳が疲れてしまう。
脳のデトックスという意味で、
ちゃんとした意味のある
マインドフルネス瞑想をしないと
脳に休息は与えられません。
騙されたと思って
まずは10日くらいでいいので
瞑想の習慣を取り入れて
みることをオススメします。
コツは、
瞑想中は常に呼吸に集中すること。
瞑想中は息を深く吸って、
そして息を吐いて、の繰り返しですが、
頭の中でも同様に、
吸って・・・吐いて・・・を唱えます。
そうすると段々と「無」になれて
脳にアルファ派が出てきます。
きっと最初はうまくできなくて
雑念が出てきてばかりですが、
大切なのは、
自分の雑念に気づいたら
必ず「呼吸への意識」に戻すこと。
これの繰り返しで少しずつ
目と脳の疲れが取れていきます。
目を開けているだけでも
脳は疲労感を覚えますから、
1日に2~3回でもいいので
休ませてあげてください。
2~3回やっても
1日たったの10分程度です。
10分の瞑想と、10分のSNSチェック、
どっちがあなたの脳にとって負担ですか?
それでは。
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