「2020年8月版」コロナ後の日本を考える

ご存じのように全国各地で
コロナの感染者が過去最高を更新し、
無駄な外出を控える声が増えています。

それに伴って
多くの企業は売り上げが減少して、
このままだと業績の回復が
見込めない状況が続きます。

直近の決算発表でも
赤字になっているところも
どんどん発表されていますし、

このタイミングで急激にコロナが
落ち着くことも無さそうなので、
今後もこの状況が続くでしょう。

では、
このまま企業が赤字を継続して
融資や助成金で集めたお金が
削られていくとどうなるのか。

まずは考えれるのは、
人件費削減のためのリストラや、
店舗数を今より減らしたり、

あるいは、
もっと安い事務所への移動や
自社ビルや株式を持っているなら、
それらの売却などで支出を減らしたり、
出来る限りお金を集めようとします。

それでもどうしようもなければ
解散するか倒産するしかありません。

いまのこの時期は
まだギリギリ倒産していない
企業も残っていますが、

ここからの数ヶ月でかなりの企業が
パンクしていくことになります。

そうなると
不動産価格が下落したり、
株価にも影響が出てくるでしょう。

もちろん、失業者も
どんどん増えてきます。

失業者はこれまでの蓄えで
生活をすることになりますが、
かなり節約した生活に
なることが予想されます。

そうなると悪循環で
人がお金を使わなくなるので
今度は消費が落ち込んで
企業の業績は悪化しますし、

失業者は支出を減らすために
家賃の安い物件へ引っ越すので
さらに不動産価格は下落します。

ちなみに頭の良い経営者は
2月～3月時点でこの状況を予想して、
自社ビルを売却したりして、
不動産価格が下落する前に
しっかりと資金を確保しています。

それでもどうしようもなくなると、

ブランド品を売ったり、
株式を売ったり、
暗号通貨(仮想通貨)を売ったり、
ゴールドを売ったり

保有物の中で
お金になりそうな物を
少しずつ手放していきます。

もちろん、需要と供給の
バランスで物の値段は決まるので
売却が増えれば価格は下がります。

今年の3月～4月頃に
ロレックスの価格が大きく下落したのも
そうした原因です。

というわけで
今後の流れとしては
ありとあらゆる物の価格が下落して、

その中でも、株式や不動産などの
投資案件の価格が下がるはずです。

これに対して政府が
どう対応するのか分かりませんが、

政府もばら撒ける
お金にも限界はあるので、
いつまでも守ってもらえるとは
限りません。

このような観点からも
人も、企業も、国も、
かなり厳しい状況になっています。

「悪いのは中国なのに
　どうして俺たちがこんな目に！」

「コロナなんて風邪と変わらないよ！」

と言ったところで
現状が改善されるわけではありません。

どうすれば自分や、
家族、大切な仲間を守れるかを
真剣に考えてみてください。

僕も必要以上に不安を
煽ることはしたくありませんが、

1ヵ月後にはいまよりも酷い
状況になっているかもしれません。

”なんとなく”で生きるのを辞めて
常に考えて行動していきましょう。

　　
　　
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