無意識な完璧主義で時間を無駄にしていませんか?
いろんな人に会ったり
仕事をしていて思うことですが
仕事の遅い人には特徴があります。
それは、
「やたらと完璧主義」
ということです。
え?しゅうさん、
カンペキを目指しちゃダメなの?
ダメというわけでありませんが
スピード感は間違いなく落ちます。
たとえば
メールの返信をするときに、
1つ1つのメールに
100点満点の完璧な日本語を使って
メールを作成する人がいます。
僕も10年以上も証券会社で
サラリーマンをしていましたが、
正直なところ、
そこまでする必要はありません。
普通に最低限に丁寧に
メールを作って返信をすれば
少しくらい
丁寧語や謙譲語が間違っていても
大きな問題にはなりません。
それよりも
大切になるのはスピードです。
待たされた挙句の完璧なメールと、
少し誤字があるけど迅速なメールなら、
ビジネスの世界では
後者の方が間違いなく喜ばれます。
そもそも、
メールの返信が遅い人は
「メール返信は時間がかかる作業」
という考えがあります。
時間を確保してから
メール作成にとりかかるので、
尚更仕事が遅くなります。
僕も自分の受講生に
「丁寧にやることは重要だけど、
必要以上に完璧は目指すな」
と常日頃から言っています。
有名な話ですが、
仕事を8割まで完成させる時間と、
残りの2割を完璧に仕上げる時間は
同じぐらいだと言われています。
つまり、
その仕事を8割終わらせるために
30分が必要だとしたら、
残りの2割を仕上げるためにも
また30分が必要になります。
合計で1時間も
かかってしまうことになります。
たしかに、
職場環境や職種によっては
常に100点満点な完璧な作業を
求められることがありますが、
ほとんどの仕事においては
完璧主義よりもスピードを重視が
必要とされます。
心当たりのある方は
「迅速に仕事をした方が喜ばれる」
ということを意識してみましょう。
それでは。
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